もう死なないでほしい、死なせないでほしい−。悲しい連鎖に歯止めをかけようと産経デジタルのサイト「イザ!」にも連日、メッセージが寄せられている。
「いじめ問題をセンセーショナルに扱ったメディアの報道姿勢を見ての雪崩現象だと思う。自殺を『意味のある死』みたいに勘違いして、今まで頑張って耐えていた子たちまで“ぼくも、私も”って、安易に死を選ぶようになってしまっている」。jivedeprさんはそう分析したうえで、「自殺していった子たちはきっと、あの世で後悔してるんじゃないかな。学校内での出来事なんて人生の中のほんの一時期だけの小さな世界の話。ああ、あの時はこんなちっぽけなことで自殺まで考えてたんだな、あの時死ななくて良かった…て」。
「大切なのは、いじめをなくすことよりも、いじめで悲しんだり自殺したりする子供をなくすこと」。自分も子供のとき、いじめられたというtaesoさんは「何事もチャンスだと思えるといい。自殺願望にまで発展するまでのいじめに対しても、周囲の助けや自分の踏ん張りでどうにか頑張って…。そうすると、いつかは誰かを助けられる人になるだろうし、いろんな意味で器が大きくなる気がする」。
「昔は自分を守る方法を見いだした。でも、今は自分を守る方法を見いださず、命を簡単に投げ出しているように見える」というkonekoさん。「まだまだ人生これからなんだよ。辛(つら)いこともあるけど、楽しいことだっていっぱいあるんだよ。辛かったら、逃げればいいじゃない。誰かを頼ったり。いろんな方法を見つければいい」と語りかけている。
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